社会福祉士/精神保健福祉士【低所得者に対する支援と生活保護制度】自立支援プログラム
【低所得者に対する支援と生活保護制度】社会福祉士/精神保健福祉士国家試験 自立支援プログラム
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【低所得者に対する支援と生活保護制度】自立支援プログラム 社会福祉士 精神保健福祉士
◆項 目
1. 自立支援プログラムとはそもそも何なのか?
2.スタートした経緯
3.実際にどう実施していくのか
4.プログラムのその後
5.まとめ
1. 自立支援プログラムとはそもそも何なのか?
生活保護を受けている家庭のニーズに向けて行うプログラムのこと
→資格取得支援や親子サロンの交流事業等
要するにプログラム=イベントのようなもの
具体的に言うと
「生活保護を受けている世帯」とひとまとまりにするのではなく、
(例)高齢者の一人暮らし向けの計画(プログラム)とか
パチンコにめちゃくちゃ使っちゃう人向け計画 のように(実際はもっと複雑)
パターン分けをして、その世帯の状況や生活保護を受けることになった原因などを把握し、世帯ごとにプログラムに参加していくことです
2.スタートした経緯
・2004年に生活保護の制度を見直す必要があると国の方で示されました
・どう見直すのか
「生活保護で最低生活の保障を行うだけではなく、生活保護を受けている人の自立と就労の支援もしていく」という方向性へ
なぜそれが必要なのか
①生活保護を受ける世帯が増加していった
②生活保護になるケースが多様化した
(例)高齢化によって長く生きる
核家族世帯の増加など理由が様々に存在してきてしまった
③生活保護を受ける期間が長くなっていく傾向にあった
④職員が質的・量的に不足していた
というのが背景としてありました
・こうした問題があったことに対して、今までの生活保護でお金を渡して救済する経済的給付にプラスして「早くて、多様で、システマチックな」自立支援プログラムが導入されていきました。
3.実際にどう実施していくのか
自立支援プログラムは、保護の実施機関と呼ばれる都道府県知事や市長などが主体で行います
その地域にどのようなニーズを持った生活保護世帯が多いのか、またどのような社会資源があるかなどを考慮してプログラムを整備していきます
自立支援プログラムが組まれる「自立」の要素は3つです
①経済的自立
経済的自立とは働ける体の状態であれば、働いて自立をして、生活保護からの脱却を目指す自立です
②日常生活自立
日常生活自立は怪我等を回復し、自分でしっかりと生活の管理をしていく自立のことです
③社会生活自立
社会生活自立は社会との繋がりを大切にし、地域の一員として生活する自立のことを指します
・支援プログラムを企画したり実施したりするときは、生活保護を受けている世帯に対していろいろな機関や施設が関わっていきます
例えば就労支援では就労支援員だけでなく福祉事務所のケースワーカーやその場所のリーダー的存在の査察指導員さんなど様々な専門職が連携をします
・もちろん保護を受けている世帯に対して同意も得ます
4.プログラムのその後
プログラム終了後はそのプログラムに対してモニタリングと評価を行います
・行われたプログラムによって何名の方が新しく就労できたかや保護が廃止になったか等の事後評価を記載
・地域別に実施した場合の場所ごとの支援の効果の違いや、効果の推察などがされています
参考文献→ https://www.soumu.go.jp/main_content/000095299.pdf
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