保育士試験対策《保育原理》 後編 JINちゃんねる
保育士試験対策《保育原理》 後編
こんにちは!
保育士 後期試験まであと少し!
勉強は進んでいますか?
不安は多いと思いますが、しっかりと準備していきましょう!
電車やバスでの通勤通学時、参考書を持つのは重いですし、車中で広げると邪魔になります。
ブログを1記事ずつ読んでインプットしていくのもお勧め!
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◇◆このブログを読むメリット◆◇
・YouTubeで配信していますが
視覚優位の方はブログを読むことでより理解が深まると思います。
・保育士試験の《保育原理》の科目で点数が取れるようになります。
前編・後編で6割点数が取れるように解説していきます。
前編の復習は↓↓
◆◇項目◇◆
- 保育所における子育て支援に関する基本的事項
- 職員の資質向上
- 日本の保育
- 諸外国の保育
- 保育に関する法令及び制度
1.保育所における子育て支援に関する基本的事項
・保護者の気持ちを受け止め、相互の信頼関係を基本に保護者の自己決定を尊重すること
・保育及び子育てに関する知識や技術等、保育士等の専門性や子どもが常に存在する環境など、保育所の特性を生かし、保護者が子どもの成長に気付き子育ての喜びを感じられるように努めること
・日常の保育に関連した様々な機会を活用し子どもの日々の様子の伝達や収集、保育所保育の意図の説明等を通して、保護者との相互理解を図るよう努めること
・保護者の就労と子育ての両立を支援するため、保護者の多様化した保育の需要に応じ、病児保育事業等多様な事業を実施する場合には保護者の状況に配慮するとともに、子どもの福祉が尊重されるよう努め、子どもの生活の連続性を考慮すること
・地域の要保護児童への対応等、地域の子どもを巡る諸課題に対し、要保護児童対策地域協議会などの関係機関等と連携及び協力して取り組むよう努める
2.職員の資質向上
・子どもの最善の利益を考慮し、人権に配慮した保育を行うためには、所員一人ひとりの倫理観、人が遠征並びに保育所職員としての職務及び責任の理解と自覚が基盤となる
・各職員は自己評価に基づく課題等を踏まえ、保育所内外の研修を通じて保育士・調理員・栄養士等それぞれの職務内容に応じた専門性を高めるため、必要な知識及び技術の習得、維持及び向上に努めなければならない
・施設長は保育所の役割や社会的責任を遂行するために、法令等を遵守し、保育所を取り巻く社会情勢等を踏まえ、施設長としての専門性の向上に努め、当該保育の質及び職員の専門性向上のために必要な環境の確保に努めなければならない
・保育所全体としての保育の質の向上を図っていくためには、日常的に職員同士が主体的に学び合う姿勢と環境が重要であり、職場内の研修の充実が図られなければならない
研修の実施体制等
・保育所においては、当該保育所における保育の課題や各職員のキャリアパス等も見据えて初任者から管理職員までの職位や職務内容等を見据えた体系的な研修計画を作成しなければならない
・研修等で得た知識及び技能を他の職員と共有することにより、保育所全体としての保育実践の資質及び専門性の向上につなげていくことが求められる
3.日本の保育
・日本の初めての公立幼稚園は1876年東京女子師範学校付属幼稚園.
・初めての私立幼稚園は1880年の桜井女子付属幼稚園
・どちらの幼稚園もフレーベル主義に基づき、恩物を用いた保育内容
・核家族化により保護者には相談できる人が少なく一人で思い悩んだり実際に人手が足りなく一人ですべてを行うワンオペ育児という言葉も出てきている
・待機児童問題とは、利用資格があるにもかかわらず子どもが保育所に入れず、入所を待機させられる児童のこと
・子どもの貧困率は13.9%(「平成28年国民生活基礎調査」)で、7人に一人が満足してご飯が食べられない状況と言われている
○小規模保育事業
利用定員6~19名.A型,B型,C型,それぞれ設置基準がある
○家庭的保育事業
家庭的保育者の居宅等で5名以下の乳幼児を保育する
家庭的保育者1名につき3名まで、補助者をつけた場合5名まで保育することができる
4.諸外国の保育
世界で初めての幼稚園はキンダーガルテン
・1840年に幼児教育の父とも呼ばれるフレーベルが開設した
・子どもの遊びは子ども自身の内面を表現したものであるとし、理想的な遊具を「恩物」と呼んで考案した
・恩物は球や立方体などで構成され、数学的な原理を体験したり、生活の周囲にあるものを表現したりして遊ぶもので教育玩具の始まりである
諸外国の保育の現状と課題
○アメリカ
ヘッド・スタート計画
・1965年貧困撲滅政策の一環として開始された
・貧困家庭の幼児に適切な教育を与えることにより入学後の学習効果を促進させることを意図した補償教育制度
○イギリス
シェア・スタート
・1997年、ブレア政権以来の貧困地域の総合的な保育支援事業計画
・就学までに丁寧なサポートを受け、就学時に確かなスタートを切れるようにするというプロジェクト
○イタリア
・イタリアは各自治体ごとに幼児教育が進められている
・ドキュメーションという評価反省法を導入している
・就学は6歳
5.保育に関する法令及び制度
(1)児童の権利に関する条約
国連は1979年を国際児童年とし、子どもの権利を守るための条約をつくった
これが子どもの権利条約である
(2)児童憲章
児童憲章は1951年5月5日に制定された
(3)児童福祉法
1947年、日本国健保の理念をもとに作られた児童福祉に関する具体的な法律
子どもが平等に愛護を持って育てられなければならないことや国や地方公共団体、並びに保護者が果たす責任保育所保育の原理と原則についても記されている
今回の保育原理ですが、前編と同様に主に保育所保育指針を元に抜粋したものになります。
重要箇所の確認にお役立て下さい。
全ての項目が出題傾向が高いです。
しっかり勉強して点数を取っていきましょう!