保育士試験対策《保育の心理学》 後編 JINちゃんねる
保育士試験対策《保育の心理学》 後編
こんにちは!
保育士試験まであと少し!
不安は多いと思いますが、しっかりと準備していきましょう!
電車やバスでの通勤通学時、ブログを1記事ずつ読んで短時間で追い込みをしていきましょう!
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◇◆このブログを読むメリット◆◇
・YouTubeで配信していますが
視覚優位の方はブログを読むことでより理解が深まると思います。
・保育士試験の《保育の心理学》の科目で点数が取れるようになります。
前編・後編で6割点数が取れるように解説していきます。
昨年は過去問の分析をしたり傾向を押さえたりして、YouTubeで保育士のコンテンツを出した所、見て(聴いて)頂いた方々から合格者がたくさん出ました。
そして感謝のコメントをたくさんいただきました。ありがとうございます。
今回も国家試験を研究し、解説教材のページを確認した上で、重要箇所をピックアップしてお伝えしております。
◆◇項 目◇◆
子どもの発達と保育実践
1.それぞれの発達段階における心の問題
(1)乳幼児期の心の問題
乳幼児期の心の病の原因は、外因性、内因性、心因性の三つがあり、多くは心因性の問題が多い.
■異食行動
異色とは栄養価のないものを食べること.
例えば、鉛筆、チョーク、紙等
対策としては、食生活の改善や食育等、食に関連した保育環境全体の改善の見直し
を図る
■習癖異常
習癖異常とは習慣的に体の部位をいじる行為
なんらかの心の問題があると考えられている
例:指しゃぶり、爪噛み
■遺尿症
排泄障害の一つ
トイレではない下着や床上など本来排泄すべきでない場所に排尿をしてしまうこと
特に身体的な病気や以上がないにもかかわらず、5歳以上の子供が不適切な場所での排泄を週に2回、3ヶ月以上繰り返す場合をいう
■場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)
場面緘黙症とは、家庭などでは話すことができるのに、社会不安のために学校や 幼稚園といった特定の場面、状況では全く話せなくなる現象のこと
■チック症
チック症とは、本人の意思とは関係なく特定の細かく素早い身体的動作が繰り返 し 起きてしまうものを言います原因として不安、ストレス、緊張、心の葛藤がきっかけで発症する場合が多いが特に問題がなくても起きる場合がある
精神的なストレスから一時的にこのような症状の出る子どもは多いが、ほとんど 1年未満の短期間に消失する
■悪夢
悪夢とは寝るときに見る嫌な夢もしくは不安を伴う悪いこと
現実で体験したことによって新たな病気に進展したりする場合精神療法等、
精神的ストレスを除くケアが必要になる
■てんかん
てんかんとは脳細胞のネットワークに起きる異常な神経活動のためのてんかん
発作をきたす疾患あるいは症状
てんかんは大脳のどの部分が興奮するかによって全般発作と部分発作に分けられる
(2)学童期の心の問題
■脱毛症
脱毛症とは正常な毛を引き抜いてしまう性癖によって頭部に脱毛斑が出現する精神疾患.
■難聴
耳や脳に障害がない場合に見られる聴力障害の状態を機能性難聴または非器質性難 聴と呼ぶ
■強迫性障害
強迫性障害とは、自分でも不合理と思いながら何回も特定の行動を繰り返し、こだわりが取れないことを言う
特定の考えが頭から離れないことを脅迫観念という
■分離不安障害
愛着を持つ人物からの分離の際に不適切で過剰な不安あるいは恐怖があること
(3)思春期、青年期の心の問題
思春期になると第二次性徴が起こり、ホルモンバランスや自律神経の失調がみられるようになる
■摂食障害
主として青年期女性に発生する病気
摂食障害の種類としては主に神経性無食欲症、神経性過食症に2病態がある
・神経性無食欲症
症状は無食欲、痩せ、無月経等
栄養失調と内臓疾患により死に至ることがあるので注意が必要
・神経性過食症
「無茶食い」「気晴らし食い」などの過食行動を頻繁に繰り返す
■起立性調節障害
起立時にめまいや失神などがおきる
起立性調節障害とは自律神経失調症の一種で中学生の約10%に見られ、特に思春期 女子に多いとされている
■過敏性腸症候群
過敏性腸症候群とは主として大腸の運動及び分泌昨日の異常で起こる病気の総称
■不登校
不登校とはなんらかの心理的、情緒的身体的あるいは社会要因・背景により児童生徒が 登校しない、あるいはしたくともできない状況にあること
文部科学省の定義では30日以上学校に行かないことを指す言葉
不登校の原因には、分離不安型、順応挫折型、無気力型、耐性不足型、ミスマッチ 型といったものが考えられる
2.発達障害について理解しよう
知的障害は精神遅滞とも呼ばれ、知能機能に制約がある、適応行動に制約を伴う状態、発達期に障害であることの3点で主に定義される
原因として、病理的要因、生理的要因、心理的要因が考えられる
(1)病理的要因
ダウン症やレット症などの染色体異常によるもの、自閉症等脳機能の先天性疾患に よるもの、出産前後期の事故、などが原因の知的障害もある
フェニルケトン尿症は遺伝子の異常で脳成長に影響を与えるが、食事療法により精神 遅滞を食い止めることもできる
(2)知能の測定
知能の測定方法は個別式検査と集団式検査の2種類がある
個別式検査の代表例として、「田中ビネー知能検査」、「ウェクスラー知能検査」などがある
(3)知能と創造性
創造性とはただの記憶だけでなく自らの頭で考え、道の問題も自分の力で解決して いきながらこれまで考えられなかった新しい何かを作り出していく能力のこと
創造性には流暢性、柔軟性、実用性、独創性などの要素が存在する
学習障害
基本的に全般的な知的発達の遅れはないが、聞く、話す、書く、計算する、推論する能力のうち、特定のものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を示すものが学習障害の定義である
注意欠陥・多動性障害
多動性、不注意、衝動性を症状の特徴とする発達障害もしくは行動障害
全般的な特徴により不注意優勢型、多動性優勢型、混合型に分類される
自閉症スペクトラム
社会性や他者コミュニケーション能力に困難が生じる発達障害の一種で先天性の脳機能障害
自閉症スペクトラム障害と同様に広汎性発達障害の一つとして、レット症、小児期崩壊性障害などがある
3.児童虐待の原因と対策について考える
(1)児童虐待の定義と種類
児童虐待の種類は身体的虐待、性的虐待、ネグレクト、心理的虐待の4種類.
虐待された子どもの救済、保護を担当するのは児童相談所だが、特に緊急を要する場合は警察が加害者側と児童を引き離し、保護し、その後児童相談所に事態の収拾を預けることもある
(2)虐待の原因
核家族化が進行し、地域との交流も減少していっている中で親の孤立、育児を相談 できる相手が周りにいないことが大きな要因になっている
児童虐待をする親は自らも虐待を受けて育った者が多いという虐待の世代間連鎖も 課題の一つになっている
(3)虐待の早期発見
反応性愛着障害がみられ、教師や保育者を必要以上にさけたり、警戒したりする場合と、逆に過度に甘えたりまとわりついたりする場合、虐待の疑いの注意が必要
PTSD
PTSDは児童虐待のみが原因とは限らないが、被虐待児童の症状として見られる
ことも多い。
主な症状は再体験(想起)、回避、過覚醒の3つ
全ての項目が出題傾向が高いです。
しっかり勉強して点数を取っていきましょう!