保育士試験対策《保育実習理論》 後編 JINちゃんねる
保育士試験対策《保育実習理論》 後編
こんばんは!
保育士試験まであと少し
不安は多いと思いますが、しっかりと準備しましょう!
電車やバスでの通勤通学時、ブログを1記事ずつ読んで短時間で追い込みをしていきましょう!
よろしければ読者登録お願いしますm(__)m
YouTubeでも配信しています。
勉強に疲れたら、ただ聞き流すだけでも記憶に定着していきます。
ぜひ利用してみて下さい。
お役に立てたらうれしいです。
何度も流し聞きをすることで、試験の点数UPを狙っていきましょう
https://www.youtube.com/playlist?list=PLJwIryBv5qxck1LP_izJuaw03NN9q8V0O
◇◆このブログを読むメリット◆◇
・視覚優位の方はブログを読むことでより理解が深まると思います。
・保育士試験の《保育実習理論》の科目で点数が取れるようになります。
前編・後編で6割点数が取れるように解説していきます。
今回の後編は出題範囲が広く覚えることが多い『造形』のみを解説していきます。
頑張って勉強していきましょう!
昨年は過去問の分析をしたり傾向を押さえたりして、YouTubeで保育士のコンテンツを出した所、見て(聴いて)頂いた方々から合格者がたくさん出ました。
そして感謝のコメントをたくさんいただきました。ありがとうございます。
前編の復習はこちら↓↓
◆◇項 目◇◆
『造形』
- 発達年齢と造形表現
- 色の知識
- 表現技法
- 表現活動の材料
- 形態と構成
1.発達年齢と造形表現
子どもの年齢に応じて変化する表現の仕方の解説をしていきます。
⑴幼児期の造形表現の発達段階
個人差はありますが概ね年齢と表現は一致する。
1〜2歳半で殴り書き期、2〜3歳半で象徴期、3〜5歳ごろから前図式期とされ、4〜9歳が図式期とされている。
⑵殴り書き期
1〜2歳半頃の最初期の表現。錯画期、乱画期、スクリブル期とも呼ばれ、無意味な腕の運動に近い表現である。
⑶象徴期
殴り書き期の、次の段階で、2〜3歳半にみられる表現。
「閉じた円」を描けるようになり、書いたものには意味がつけられる。
⑷前図式期
3〜5歳頃にみられる表現。具体的な意識が、図形的表現に変化したもの。
『頭と胴が同一に描かれた「頭足人)」や、同じものを羅列して描くカタログ表現』
⑸図式期
4〜9歳の頃の最後期にみられる表現で目の前の観察から描くのではなく、記憶や知識としているものを描くため、知的リアリズム期とも呼ばれている。
2.色の知識
色の知識として5つのジャンルで説明していきます。
⑴色の種類
全ての色は「白、黒、灰色」の無彩色とそれ以外の有彩色に分類される。
⑵色の三属性
色の三属性のうち色相は赤、青、黄色、オレンジのような色味のある種類のこと。
明度とは色の明るさのこと。
最も明るい高明度と呼ばれる色は白、最も暗い低明度と呼ばれる色は黒である。
彩度とは色の鮮やかさのことである。
鮮やなことを高彩度、にぶさのことを低彩度という。
無彩色が多く混ざると彩度は低くなる。
また、有彩色どうしの混色でも彩度は低くなる。
⑶混色
並置混色と回転混色は実際には色が混ざっておらずとも混ざっているように見えることを言います。
並置混色は多くの写真を似たような色で集めて遠く離れてみたら混ざっているように見えることをいう。
回転混色とはコマのように回転すると色が混ざったように見えることをいう。
⑷色相環
虹のような色相の移り変わりを色の変化で円形に並べたものを色相環といいます。
色相環は12色で表せば12色相環、24色相環で表せば24色相環になる。
色のグループとして、同系色とは同じ色相で、明度や彩度が異なる色のグループのことである。
類似色とは色相環で隣接する色のグループのことである。
⑸色の対比
色の対比において、明度対比とは明るい色は明るく、暗い色はより暗く感じる。
彩度対比において鮮やかな色はより鮮やかに、にぶい色はより鈍く感じる。
補色対比においては、色相の差が最も大きいため、互いの彩度がより強調されて色を強く感じる。
3.表現技法
技法遊び
■絵の遊び方と種類
バチックとははじき絵とも呼ばれ水と油が弾き合う性質を利用して、クレヨンで描いた上から水で薄く溶いた絵具やインクを塗って、クレヨンが浮かび上がるように見える遊びである。
デカルコマニーとは合わせ絵とも呼ばれ、2つ折りにして開いた紙全体を着色した後クレヨンの黒で全体を塗りつぶし、割り箸などで引っ掻いて現れる下地の色を楽しむ技法のことである。
マーブリングとは墨流しとも呼ばれ、バットなどに水をはり、水面の油性の絵具やインクを浮かべて紙に写しとる技法のことである。
フロッタージュとはこすりだしとも呼ばれ、薄手の凹凸のあるものの上に置き、画材て擦ると下の段差が濃淡で現れる技法のことである。
ステンシルとは型抜き版とも呼ばれ、紙をくりぬいた型の上からスポンジなどに絵具をつけて叩くと抜いた形だけに色がつく技法のことである。
コラージュとははり絵とも呼ばれ、紙や様々な素材を貼っていく技法である。
ドリッピングとはたらし絵とも呼ばれ、多めの水で溶いた絵具を紙の上に落としたり吹き飛ばしたりする技法のことである。
4.表現活動の材料
表現活動
子どもの遊びの中でも、粘土と紙の種類を説明していきます。
⑴粘土
粘土の種類をここでは5つ紹介します。
土粘土は乾かすと固まり、焼くと硬化する。水分量で硬さを調節できるが長期保存には細かな管理が必要。
油粘土とは天然土を油脂で練ったものであり、乾燥しないため固まりにくく、繰り替えし使用できる、保管しやすい。
紙粘土とは紙の原料であるパルプに石粉や糊を加えて粘土状にしたもの。
小麦粉粘土とは小麦粉が主成分で、食紅などで着色し、安全性を高めている。
粘りが弱く、保存性も低い。
樹脂粘土とは体温程度で軟化し、形成後オーブンで焼いて硬化させる。
縮みがなく、フィギュアやアクセサリー作りにつかわれる。
⑵紙
紙についてここでは大きく洋紙、和紙、板紙の3つ
洋紙はまた画用紙、ケント紙、新聞紙、模造紙、折り紙の5つにわけることができます。
和紙は半紙と障子紙の2つに分けることができます。
板紙は方眼の工作用紙などの種類があるボール紙と段ボール紙などの2種類にわけることができます。
5.形態と構成
構成を表す美術用語
皆さんも一度は聞いたことのある用語をきちんとした定義でお伝えしていきます。
シンメトリーとは相称と訳することができ、水平や垂直などの基本軸に対して上下左右が対象となることである。
コントラストとは対照と表され、性質が大きく異なるものを組み合わせたものであり、力強さの強調などに使われます。
バランスとは均衡と訳され、似た色や形をくみあわせた釣り合いの取れた構成のことである。
リピテーションとは繰り返しと訳され、同じ色や形を繰り返す構成であり、まとまりが感じられる印象を与える。
プロポーションとは比率と訳され大きさや形、面積の割合を表す名称のことである。
全ての項目が出題傾向が高いです。
しっかり勉強して点数を取っていきましょう!
『保育士試験対策動画』↓↓↓
『保育士試験知識アップ動画』 ↓↓↓