保育士試験対策《子どもの保健》 後編 JINちゃんねる
保育士試験対策《子どもの保健》 後編
こんにちは!
保育士試験まであと少し
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◇◆このブログを読むメリット◆◇
・YouTubeで配信していますが
視覚優位の方はブログを読むことでより理解が深まると思います。
・保育士試験の《子どもの保健》の科目で点数が取れるようになります。
前編・後編で6割点数が取れるように解説していきます。
昨年は過去問の分析をしたり傾向を押さえたりして、YouTubeで保育士のコンテンツを出した所、見て(聴いて)頂いた方々から合格者がたくさん出ました。
そして感謝のコメントをたくさんいただきました。ありがとうございます。
今回も国家試験を研究し、解説教材のページを確認した上で、重要箇所をピックアップしてお伝えしております。
前編の復習はこちら↓↓
◆◇項 目◇◆
- 保育環境及び援助
- 健康及び安全管理
- 子どもの体調不良に対する適切な対応
- 感染症対策
- 保育における保健的対応
1.保育環境及び援助
⑴保育の環境
室内の環境において室温は夏季は26〜28度。冬季は20〜23度が望ましい。
湿度は60%が望ましく、インフルエンザ流行期は加湿器を使用する。
換気は1〜2時間おきに1回5分程度、窓を開けて空気の入れ替えをする。
室外の環境において、園庭は遊具の破損や使用時の危険がないか定期的に点検を行う。
砂場は定期的に30センチくらい掘り起こし、日光に当てて乾燥させる。
プールは複数園児で使用する場合、残留塩素濃度を1Lあたり0.4〜1.0mgに保つ。
⑵子どもの生活習慣と発達援助
◼️睡眠
睡眠は乳幼児突然死症候群のリスクを避けるためこどもの顔色が観察できる明るさで仰臥位(ぎょうがい)の姿勢を保つ。
◼️排泄
排泄の自立とは膀胱に尿が貯まったことを感じて自らトイレで用をたし、後始末ができることをいう。
年齢別
0歳の排泄の自立は排泄の快、不快がわかる
1歳の排泄の自立は排泄後を仕草で示す
2歳の排泄の自立は排泄を知らせることができる
3歳の排泄の自立は排泄前に大人に知らせ、自分でトイレに行き、排泄を済ませる
2.健康及び安全管理
ここでお伝えするのは一つだけです。
事故防止及び安全対策
子どもの怪我の部位として大きな割合を占めているのは「頭部」と「顔」である。
怪我の起きやすい時間帯は「登園時」と「降園時」に多く発生している。
3.子どもの体調不良に対する適切な対応
⑴子どもの体調不良に対する対応
発熱時はクーイングを行い、水分補給を行う。
発熱以外の嘔吐や下痢などの症状を把握する。
咳が出たときは安静に保ち、上半身を起こすことで楽にする。
アレルギーや異物の誤嚥によっておこることがある。
嘔吐があった場合は、嘔吐後可能であれば「うがい」をさせ、原因を探り、経過観察を行う。
食物アレルギーがあった場合、重症化するとアナフィラキシーショックを起こす場合がある。
⑵緊急を要する状況の処置
◼️窒息のサイン
窒息のサインは成人と5歳未満の幼児で異なり、子どもは身体を反らせて目を見開き、頭を後屈して口を開け、頭をガクガクとさせる。
成人と同じように喉元を押さえて、胸を叩く姿は5歳頃からである。
窒息が見られた場合、異物の除去法は腹部突き上げ式か背部叩打法(はいぶこうだほう)を行う。
痙攣があった場合は口に物を入れず、身体を揺さぶったり、おさえない。
部屋を明るくし顔色等を観察する。
アナフィラキシーショックは特定の物質が体内に入ることでショック状態が現れたことをさし、エピペンで対応する。
熱中症は暑さ指標を参考にし、こまめな水分補給で対応する。
⑶救命手当及び救急蘇生法
心肺蘇生法やAEDによる除細動などの救急法を一時救命処置という。
AEDは6歳以上であれば成人と同じものが使用でき、6歳未満は切替スイッチやパッド交換や貼る位置で対応する。
4.感染症対策
感染症対策の基本について解説していきます。
はしかを発症した際は解熱後3日が登園の目安とされている。
インフルエンザを発症した場合、発熱後5日かつ、解熱後2日を経過することが登園の目安とされている。
咽頭結膜熱を発症した場合、発熱、充血等の主な症状消失後2日を経過することが登園の目安とされている。
消毒薬の次亜塩素酸ナトリウムはノロウイルスやロタウイルス、すべての微生物に有効である。
5.保育における保健的対応
⑴3歳児未満への対応
食事は離乳食から乳児食へ移行する。
遊びは身体を使い五感を刺激し、遊びを通してアタッチメント(愛着)を形成する。
⑵てんかん発作時の対応
てんかん発作時の対応は、衣類を緩め、静かに横にし、嘔吐がある場合は、顔を横に向け、吐物による窒息を避ける。
痙攣の持続時間を測る。
⑶障害のある子どもへの対応
◼️精神遅滞(知的障害)
18歳未満で発症し、適応行動が年齢基準わり低いことを指す。
◼️発達障害
自閉症スペクトラム
対人関係の障害でコミュニケーション障害、強いこだわり、常同的な反復などが見られる。
注意欠陥多動性障害(ADHD)
極端な不注意、多動性、衝動性が特徴。約束を忘れる、物忘れが多い、落ち着きがない、話を最後まで聞かない、かんしゃくや突発的に走り出すなどの衝動性がある。
学習障害(LD)
全般的な知的発達の遅れはないが、書く、聞く、読む、話す、計算する、推論する能力のいずれかに困難がある。
全ての項目が出題傾向が高いです。
しっかり勉強して点数を取っていきましょう!