保育士試験対策《子どもの保健》 前編 JINちゃんねる
保育士試験対策《子どもの保健》 前編
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保育士試験まであと少し
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◇◆このブログを読むメリット◆◇
・YouTubeで配信していますが
視覚優位の方はブログを読むことでより理解が深まると思います。
・保育士試験の《子どもの保健》の科目で点数が取れるようになります。
前編・後編で6割点数が取れるように解説していきます。
昨年は過去問の分析をしたり傾向を押さえたりして、YouTubeで保育士のコンテンツを出した所、見て(聴いて)頂いた方々から合格者がたくさん出ました。
そして感謝のコメントをたくさんいただきました。ありがとうございます。
今回も国家試験を研究し、解説教材のページを確認した上で、重要箇所をピックアップしてお伝えしております。
◆◇項 目◇◆
- 子どもの健康と虐待
- 子どもの発育・発達
- 発育・発達の把握と健康診断
- 疾病の予防と適切な対応
1.子供の健康と虐待
⑴健康の概念
・子どもの健康についてWHOは
「健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも全てが満たされた状態にあることをいいます」
と定義している。
2018年の日本の乳児の出生1000人に対する出生率は7.4
合計特殊出生率は1.42
死亡率は約1.9
⑵子ども虐待
子どもに対する虐待の分類と影響について
・身体的虐待による影響は打撲、骨折や怪我である。
・性的虐待による影響は性感染症や、長期にわたる心的外傷である。
・ネグレクトによる影響は栄養失調、年齢不相応の基本的な生活習慣の欠如である。
・心理的虐待による影響は心的外傷、集中力、落ち着きのなさ、反抗的、暴力的行為の顕在化である。
◼️虐待による成長障害
虐待を受けた子どもはうつ状態を示し、不安や怯えなど心理的な問題や、反応性愛着障害、脱抑制型対人交流障害、愛情遮断症候群が見られることがある。
2.子どもの発育・発達
⑴身体発育
①体重
新生児の体重は出生後生理的体重減少で5〜8%ほど減少する。
その後体重は増え続け生後3〜4ヶ月で出生児の2倍、1歳で3倍ほどになる。
②身長
身長は生後1ヶ月で出生時の1.5倍ほどになる。
4歳で2倍の身長になる。
③頭囲・胸囲
出生時は胸囲より頭囲の方が大きく、生後1ヶ月でほぼ等しくなり、2歳以降で胸囲の方が大きくなる。
④体型
身長と頭の比はおおよそ、出生時で4頭身、2歳で5頭身、6歳で6頭身、12歳で7頭身、成人で8頭身になる。
⑵発育の原則
子どもの発達は連続している。
発育には方向性があり、頭から足の方へ身体の中心から末端に向かって進む。
3.子どもの心身の健康状態と把握
(1) 健康観察時のポイント
・体温の測り方は汗を拭き取り、脇の窪みに45度の角度に挟み、しっかり脇を閉じ、
身体を動かさないようにする。
・脈拍の測り方は手のひらを上に向け、手首にある橈骨動脈で1分測る。
難しい場合は30秒を測り2倍にする。
・呼吸数の測り方は仰向けに寝かせ、胸の上下数を測る。
⑵子どもに多い不調
◼️発熱
発熱は身体の防御反応で起こるものだが、体温調節機能が不十分なので、元気にしていても発熱することがある。
熱が高くてもすぐに解熱剤を使用せず様子をみる。
◼️痙攣(けいれん)
痙攣は身体の筋肉が収縮と弛緩を繰り返すことによって起こる。
痙攣が起こった際は落ち着いて様子を観察し、継続時間を図る。
衣類を緩め、吐物やよだれを誤嚥しないよう顔を横に向ける。
◼️下痢
下痢の際は痛みを和らげるために安静にし、腹部を温める。
下痢の回数が多いときは臀部(でんぶ)を清潔に保ち、乾燥させるようにする。
◼️嘔吐
嘔吐後、うがいをしても吐き気がなければ、徐々に水分補給を行い、脱水に気をつける。
⑶発育・発達の把握と健康診断
◼️健康診断
保育所を含む児童養護施設では法律により、入所時の健康診断、年2回以上の定期健康診断及び臨時の健康診断を行わなければならない。
◼️身体測定
身長の測定方法は、2歳未満児は仰向けに寝て、頭部から足底までの水平伸長を測る。
2歳以上は立位で後頭部、背部、臀部、かかとを身長計に密着させて測定する。
4.疾病の予防と適切な対応
⑴知っておきたい子どもの感染症
■麻疹(はしか)
高熱、咳、鼻水、結膜充血などが見られ、通常のかぜとは違う重症感がある。
予防接種2回以上が有効。
■風疹(三日ばしか)
発熱とともに細かな発疹が全身に出る。
首のまわりのリンパ腺が腫れる。
予防接種2回以上が有効。
■流行性耳下腺炎り (おたふくかぜ)
耳の下が腫れる。2〜3日で顔全体が腫れる。
腫れの痛みは4〜5日で軽減する。
■帯状疱疹(みずぼうそう)
発熱を伴うこともある。
痒みの小さな水疱が全身に出る。
水疱は次第にかさぶたになる。
■手足口病
掌、足の裏、口の中に小さな水疱ができる。
頭痛を伴うときは医師の診断を受ける。
■先天性疾患
生まれた赤ちゃんの足のかかとから血液を1滴採取してマススクリーニング検査が行われる。
検査では先天性代謝異常症の早期発見をする。
■その他の病気
子どもに多い「がん」として白血病があげられる。
エイズはHIVウイルスによる感染症であり、母親が感染している場合、妊娠中や分娩時に赤ちゃんに感染することがある。
揺さぶられっこ症候群は乳幼児の身体を強く揺することにより、頭が頭蓋骨の中で動くことをいう。強い揺さぶりにより、脳内出血が起こることもある。
全ての項目が出題傾向が高いです。
しっかり勉強して点数を取っていきましょう!
後編はこちら↓↓