保育士試験対策《子どもの食と栄養》 前編 JINちゃんねる
保育士試験対策《子どもの食と栄養》 前編
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◇◆このブログを読むメリット◆◇
・保育士試験の《子供の食と栄養》の科目で点数が取れるようになります。
前編・後編で6割点数が取れるように解説していきます。
昨年は過去問の分析をしたり傾向を押さえたりして、YouTubeで保育士のコンテンツを出した所、見て(聴いて)頂いた方々から合格者がたくさん出ました。
そして感謝のコメントをたくさんいただきました。ありがとうございます。
今回も国家試験を研究し、解説教材のページを確認した上で、重要箇所をピックアップして解説していきます。
◆◇項 目◇◆
1.食生活の現状と食事バランス
2.基本栄養素(炭水化物、脂質、タンパク質)
3.基本栄養素(ビタミン、ミネラル、水分)
1.食生活の現状と食事バランス
日本人の食生活について、朝食や栄養の調査と27年度の乳児の栄養調査の内容を大きく2つに分けて紹介していきます。
⑴朝食欠食、国民健康・栄養調査
毎日朝食を「必ず食べる」というこどもは約93%、保護者は81%。
朝食欠食の影響は、集中力や注意力の低下である。
◼️「平成30年国民健康調査・栄養調査」より
野菜の摂取状況は男女とも20〜40代で少なく60歳以上で多く摂取しています。
食塩摂取量の平均値は10.1gであり、男女別にみると男性11g、女性9.3gです。
⑵平成27年度乳幼児栄養調査
◼️乳汁栄養
授乳について困ったことは「母乳が足りているかどうかわからない」が最も多い。
母乳を与えている割合は、混同栄養も含めると生後3ヶ月で約90%であった。
◼️離乳食・食事
離乳食の開始の目安は「6ヶ月」の割合が最も多く、また、月例を目安に開始している。
離乳食について困ったことは
「作るのが負担、大変」が最も多い。
・離乳食を学ぶ場所は「保健所・市町村保健センター」が最も多い。
・間食は「時間を決めてあげることが多い」が最も多い。
食事で困ることは
2〜3歳までは「遊び食べをする」
3〜4歳は「食べるのに時間がかかる」が最も多い。
こどもの共食の状況について、家族が揃って食事をする場合の割合は朝食より夕食のほうが多いです。
◼️就寝時刻
子どもは午後9時台、保護者は午後11時台に就寝する割合が最も高く、
保護者の就寝時間が遅いと子どもの就寝時刻も遅くなる傾向が見られる。
2.基本栄養素(炭水化物、脂質、タンパク質)
ココでは特に栄養素の中でも特に有名な炭水化物、脂質、タンパク質について特徴を説明していきます。
三大栄養素と五大栄養素
まずは栄養素の特徴を説明していきます。
五大栄養素は
・炭水化物
・脂質
・タンパク質
・ビタミン
・ミネラル
三大栄養素は五大栄養素の中でもエネルギー源となる
・炭水化物
・脂質
・タンパク質
三大栄養素の構成源はタンパク質のみ炭素、酸素、水素加えて窒素でできており、その他の二つは炭素、酸素、水素で構成されている。
(1)炭水化物
炭水化物は糖質と食物繊維で構成されている。
①糖質
糖質の種類は単糖類、少糖類、二糖類、多糖類の4つである。
単糖類をさらに細分化すると、ブドウ糖やガラクトースト、最も甘いとされる果糖などがある。
二糖類をさらに細かく分けると、ブドウ糖と果糖を合わせたショ糖、ブドウ糖とブドウ糖を合わせた麦芽糖、ブドウ糖とガラクトーストを合わせた乳糖などの種類がある。
多糖類は主にでんぷんやグリコーゲンといった種類がある。
②食物繊維
食物繊維には果実や海藻などのような水に溶ける水溶性食物繊維
豆類や野菜などのような水に溶けない不溶性食物繊維がある。
(2)脂質
脂質は1gあたり9キロカロリーと効率の良いエネルギー源である。 (糖質やタンパク質の約2倍)
脂質は中性脂肪などの単純脂肪、複合脂肪、コレステロールなどの誘導脂肪という種類がある。
脂肪酸は体内で合成される脂肪酸と合成できず体外摂取しなければならない必須脂肪酸がある。
(3)タンパク質
エネルギー源が不足する際、1gあたり4キロカロリーのエネルギーを生産する。
タンパク質のみ、炭素、酸素、水素、窒素で構成されている。
タンパク質は多数のアミノ酸が結合したもので、20種類のアミノ酸からできている。
体内で合成できないため食物から摂取しなければならない必須アミノ酸は9種類ある。
3.基本栄養素(ビタミン、ミネラル、水分)
⑴ビタミン
◼️ビタミンの種類
①脂溶性ビタミン
油に溶けるビタミンで過剰症あり。
ビタミン過剰症とは、ビタミンの過剰によって起こる症状の総称である。
ビタミン毒性ともいう。
脂溶性ビタミンに多い。
ビタミンA.D.E.Kが脂溶性ビタミン。
②水溶性ビタミン
水に溶けるビタミンで基本的に過剰症はなし。
ビタミンB1.B2.B6、葉酸、ナイアシン、ビタミンCなどが水溶性ビタミン。
主なビタミンの欠乏症は
ビタミンAが不足すると夜盲症になり、ビタミンDが不足すると くる病や骨粗しょう症になる。
ビタミンKの欠乏症は新生児頭蓋内出血症や新生児メレナであり、
ビタミンB1は脚気(かっけ)、
葉酸の不足は神経管閉鎖症を起こし、
ビタミンCは壊血病(かいけつ)と欠乏症が起こる
⑵ミネラル
ミネラルには多量ミネラルと微量ミネラルがある。
多量ミネラルはカルシウムやリン、マグネシウム、ナトリウムである。
カルシウムの欠乏症はくる病や骨粗しょう症であり、
鉄の欠乏症は鉄欠乏性貧血であり、
亜鉛の欠乏症の症状は味覚障害である。
全ての項目が出題傾向が高いです。
しっかり勉強して点数を取っていきましょう!
《子どもの食と栄養》後編↓↓